算賀の祝

御寺 泉涌寺で王朝儀式の「算賀の祝」

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    新たな人生の出発の儀式

    皇室の菩提寺 御寺 泉涌寺にて今回「算賀の祝」の儀式を挙行させていただく運びとなりました。 1200年前より宮中・貴族が主催され40歳より「算賀の祝」とされてきました。 このような風習に習いまして、今後、当山にて男性・女性・ご夫婦等を対象に厳かに挙行いたします。 式場は舎利殿にて、ご本尊は、三国伝来・正真の佛牙舎利で、歴代天皇もこぞってご参拝・受戒を受けられた有難い舎利です。その舎利の前で長老猊下御導師の元、儀式を執り行う事は、日本国中唯一無二の儀式となることでしょう。

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    算賀とは

    長寿を祈るとは年寿を祝賀するという意味で、算は年齢です。 古来より40歳から10年ごとに、感謝と祝意の儀式です。儀式では屏風を調進して祝いの席に立て饗宴、奏楽、作詩、作歌などが主な行事でした。奈良時代にはこの儀式が初めて行われ、宮中の正式な行事として初めて行われたのは、平安時代825年 淳和天皇が嵯峨上皇の40歳の賀を祝したことが始まりです。有名な「源氏物語」でも光源氏をはじめ上皇・親王などの算賀が語られています。初冠や袴着と呼ばれる男女の成人の儀式も雅びですが、算賀は厳かで雅やかでありました。伝統と格式をもった儀式です。

    <源氏物語 若菜上 一節>

    十月に 対の上 院の御賀に 嵯峨野の御堂にて薬師ほとけ供養じたてまつりたまふ いかめしき事はせちにいさめ申したまへば しのびやかにと思しおきてたり ほとけ 経箱 帙簀整へ 真の極楽思ひやる 最勝王経 金剛般若 寿命経など いとゆたけき御いのりなり

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    鳩の杖とは

    長寿の感謝の法要が厳かに行われ、宴が催されます。賀に因んだ酒食などが供せられる饗宴です。雅楽が奏されます 賀の歌が詠われます。人々の祝意をこめた品々が贈られます。 そのなかでも最も高貴なのは「鳩の杖」と呼ばれるものです。

    「鳩の杖」とは、中国では古来より風習で老臣を労い鳩杖が授けられておりました。日本においては、平安時代に算賀に際し「鳩の杖」は天皇などから贈られておりました。 算賀の儀式の中で「鳩の杖」は大切な品物で、敬意と長寿を願う物でありました。鳩は、霊鳥としてめでたく不思議な鳥として崇められており、喉を詰めない・むせない「食の安泰」の象徴で、 魔除けのお印でもあります。鳩杖の長さは四尺一寸(123㎝)、これからも健康に留意され、長寿の人生を謳歌されますように、との祈りとお印です。

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